ボーディングスクールとは?
アメリカ高校ランキングに掲載されている高校
アメリカ高校ランキングに掲載されている高校は、基本的に“ボーディングスクール”と呼ばれる、寮制の学校です。これは短期の体験留学ではなく、きちんと卒業を目指した留学をする場合、1クラス10人前後で先生や友達との距離も近く、住むところも安全で面倒見のよい寮生の学校がトラブルも少なく、勉強に集中できるからです。(掲載校の基準についてはアメリカ高校ランキングとは「掲載校について」参照。)
ここでは、ボーディングスクールについて説明します。
ボーディングスクールとは「寮制の学校」のこと
「寮制の学校」を英語でボーディングスクール(Boarding School)といいます。伝統があり、自然に抱かれた広大なキャンパスをもち、教育と生活の支援態勢がしっかり整っていて、アメリカだけでなく世界中の生徒たちが学習・生活を共にする、というのが、多くのボーディングスクールに当てはまる特徴です。教室のみならず日常のあらゆる局面を通じて、校友や先生たちと刺激しあい、お互いに切磋琢磨しながら成長できる環境が、ボーディングスクールにはあるのです。
ボーディングスクールでは生徒一人ひとりがその個性を最大限に発揮できます
ボーディングスクールの教育の大きな特長は、一人ひとりの生徒が自分ならではの個性に気づき、そのユニークな資質を磨き、あらたな可能性と将来の道を切り拓いていけるように指導すること。1クラスの生徒数は10人ほどという少人数制が徹底されていて、勉強への取り組みかたや苦手分野の克服のしかたなどが個別に、またきめ細かに指導されます。とくに留学生にとって心強いのは、語学・文化の違いの面での支援・指導を十分に得られることです。先生たちはみんな教育熱心で、いつでも相談にのってくれるのはもちろんのこと、必要な学習サポートはすぐに手配してくれます。
先生やスタッフも生活を共にします
ボーディングスクールでは、生徒だけでなく先生やスタッフも同じキャンパスで生活しています。先生と生徒が共に力を合わせながら、学業や課外活動、学校行事、そして日々の生活を築き上げてゆくのです。看護師やカウンセラーも常住していて、ケガや病気、悩みごとがあっても心配いりません。一人ひとりの生徒が安心して伸び伸びと勉強や課外活動に励み、自らの力で未来を切り拓いていけるように、教育・治安・衛生すべての面から学校一丸となってサポートしています。
学校選びのために
※ボーディングスクールのことをもっと知りたい! という人には、公立高校とボーディングスクールへの留学の違いなども解説する高校留学講演会(参加無料)への参加がおすすめです。
また、高校留学についてまとめた『アメリカ高校への道』では、準備の仕方・出願の仕方に加え、リーダー育成中心で、自分で考え・決断する力を養う、アメリカの教育の理念や考え方についても解説しています。アメリカへの留学を考える際には一度読んでおくと、留学の難しさ良さ、そして楽しさが分かるでしょう。