アメリカの高校留学の種類・交換留学とディプロマ留学
国際交流を目的とする「交換留学」
日本の高校生が、アメリカの家庭で1年間ホームステイをし、国際交流を目的として公立高校に通うのが、交換留学です。授業料や滞在費はかかりません。
交換留学の第一の目的は、アメリカの高校生と共に学校生活を送って、日本とアメリカのかけ橋となり、お互いの異文化理解を深めることです。留学期間は1年(実質10ヶ月)に限られ、高校を卒業することはできません。また留学先の高校は、交換留学を取り扱う団体が決めるので、自分で選ぶことはできません。
卒業を目的とする「ディプロマ留学」
アメリカの高校を卒業することを目的とする留学がディプロマ留学です。ディプロマ(diploma)とは卒業証書のことです。日本の中学校を卒業して、アメリカの高校の10年生(日本でいう高校1年生)として入学し、3年後に卒業するのが一般的です。
卒業を目的とする場合は、留学先は私立高校になります。公立高校への留学は1年間の交換留学に限られます。私立高校には通学制のデイスクール(Day School)と、寮制のボーディングスクール(Boarding School)がありますが、日本から留学する場合、滞在先が確保され、教員やスタッフもみんな同じキャンパス内に生活するボーディングスクールが適しています。