アメリカの高校の合否

Middlesex School

もくじ

アメリカの高校の入学審査プロセス

出願書類を送り、面接を受けたらあとは合否の結果を待つのみです。アメリカのボーディングスクールではいったいどのように審査を行うのでしょう。

まず、1人ひとりの出願者の書類を個別にまとめて、すべての必要書類がそろっていることをチェックします。書類の内容について確認すべきことがあれば出願者に連絡して確認します(したがって、出願を終えた後もこまめにメールをチェックしましょう)。

審査にあたっては、審査委員会のメンバーが集って、個々のファイルを見ながら議論して合否を検討します。この子はTOEFL®テストのスコアはあまり高くないけれど、学校の成績を上げる努力をしているのでそれを評価しよう、とか課外での活躍がユニークではなばなしいので見どころはありそうだ、といった議論が交わされます。留学生である、というのは1つの大きな特徴ですし、キャンパスの国際化に貢献するという意味で大歓迎してくれますから、ぜひ楽しみに合否の結果を待ってください。

こうした審査にじっくり時間をかけるのがボーディングスクールの特徴で、2か月から3か月くらい検討を重ねたうえで合否を判断します。

合否の通知

合否が決まるのは3月~4月くらいです。

合格した場合はEメールで通知されます。それとは別に合格通知が送られてくることもあります。“Congratulations!”で始まる文章と、入学手続の要綱、そして実際の学校生活を紹介する冊子などが届きます。いよいよその学校で生活するんだという実感が湧くはずです。

不合格になってしまった場合は、必ずその理由を教えてくれます。成績が悪すぎたためとか、エッセーから察するに当校には不向きだと判断したとかです。補欠(Waitlist)という判断がされる場合もあります。

また条件つきの合格・不合格といったケースもあります。とくにTOEFL®テストやIELTS™️のスコアが足りないだけの理由で不合格になった場合には、そのスコアを上げることで再検討してもらえる可能性があります。

いくつものボーディングスクールに合格した場合は、喜ばしいことではありますが、入学校を決めるのに迷うかもしれません。合否の結果が出てから30日以内に入学の意思を伝えないと合格が取り消されることもあるので注意してください。

あわせて読みたい記事(外部リンク)
>>自分と向き合った半年間。アメリカの高校への出願プロセス

入学校を決めてから

入学する高校を決めたら、入学手続・渡航手続へと進みます。

入寮の申込やビザ申請、健康診断や予防接種、飛行機の手配など、やるべきことはたくさんあります。高校からもさまざまな連絡が来ることでしょう。それらをていねいに、正確に理解し、実行すること。渡米前から、すでに高校留学はスタートしているという心がまえをもって手続を進めましょう。

あわせて、留学する高校のカリキュラムや校則なども確認しておくといいでしょう。渡米して何が待ち受けているのか、できるだけ事前に把握しておくことで、留学生活のスタートをスムーズに切ることができます。

ボーディングスクールは寮制の学校ですから、キャンパス内におけるルールは厳しく、細かく定められています。これらのルールも、ある程度は事前に知っておくといいでしょう。



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