アメリカの高校システム

高校留学に必要な書類

書類審査で合否が決まります

アメリカのボーディングスクールでは、日本のような一斉の入学試験ではなく、さまざまな書類に基づいた多角的な審査によって合否を決めています。それぞれの学校が独自の入学基準を設けていて、一人ひとりの志願者の書類をていねいに、時間をかけて評価します。

ボーディングスクールによって提出を求められる書類の種類が若干異なる場合がありますので、詳しいことは個々の学校のWEBサイトでしっかり調べましょう。ここでは主だった、そして合否を大きく左右する書類について紹介します。

願書(Application Form)

願書は、個々のボーディングスクールのWEBサイトでダウンロードしたり、画面上で入力できるようになっています。またTABS(The Association of Boarding Schools)という協会のWEBサイトでは、この協会に属しているボーディングスクールに共通して提出できる願書をダウンロードできるようになっています。

願書には、おおむね以下のような項目を記入します。

  • 1) 出願者の名前、住所、生年月日、性別等
  • 2) 家族(両親)の名前、住所、勤務先等
  • 3) 学歴や得意科目など
  • 4) スポーツや芸術、ボランティア、その他の課外活動での経験
  • 5) リーダーシップを発揮した経験

成績証明書(School Transcript)

在校する学校の成績証明書です。中学3年間のものを提出します。ボーディングスクールは、学力を重視して合否を判断します。合格を勝ち取とるカギを握るのがこの成績証明書です。留学を思い立ったら学校のすべての科目でよい成績を修めるように努めてください。

エッセー(Essay、Personal Statement)

エッセーとは自己紹介文のことで、自分が何を考え、なぜ留学したいのか、なぜそのボーディングスクールに行きたいのかを綴ります。またボーディングスクールの多くが「あなたの人生を大きく変えた出来事を描写しなさい」「あなたが最も尊敬する人物はだれか、またそれはなぜか」といった課題を指定しています。どんな課題であっても、ポイントは、自分のことを相手に知ってもらうように、また強く印象づけるように書くこと。

推薦状(Letter of Recommendation)

学校の先生に書いていただく推薦状です。だいたいどこのボーディングスクールでも、

  • 1) 担任の先生
  • 2) 英語の先生
  • 3) 数学の先生

の3人の先生に書いてもらうように指示しています。また部活動の顧問の先生や、課外において出願者のことをよく知っている人からの推薦状を求める学校もあります。できるだけ出願者のことをよく知っている人に書いていただくこと、そして褒めちぎってもらうことが大切です。

テストスコア(Test Scores)

英語力や学力の目安を測るために、TOEFL(R)テストやSSAT(R)テストといったテストのスコアの提出が求められます。これらのスコアのみで合格・不合格が決まることはありませんが、名門校によっては「××点以上のスコア」といった条件を設けていることもあります。

出願に必要なテストについての解説も参考にしてください。

その他の書類

ほかに提出しなければならない書類として、中学校の卒業証明書や、ボーディングスクールを卒業するまでの学費・生活費を保証する財政能力証明書などがあります。また書類とは異なりますが、出願料の支払が求められるほか、電話やSkypeなどでの面接が課せられます。

書類の準備はできるだけ早くスタートさせること

個々のボーディングスクールが出願締切日を設けています。9月入学の場合、その年の1月15日または2月1日を期限としているボーディングスクールが多くあります。日本の高校入試のタイミングと比べるとずいぶんと早く期限が設定されていますので、書類の準備はできるだけ早めにスタートさせるようにこころがけてください。


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