アメリカの高校システム

アメリカの高校は何をどのように審査するのか

入学はチャンスに過ぎません

アメリカのボーディングスクールでは、合格させるということは、そこで学ぶ「チャンス」を与えるという考えかたが根底にあります。名門校であっても、エッセーや面接がユニークだったり、ボランティアなど課外でめざましい活躍をしていたりという生徒が、どうしても入学したいという強い希望があれば、入学を認める、つまりチャンスを与えてくれることがあります。

一方で、入学させてみたところ、学業をおろそかにする、ルール違反が目立つ、となれば退学にしてしまいます。アメリカは高校までが義務教育ですから、ボーディングスクールを退学になっても行き場には困りません。 志望校を選ぶ際には、その学校での学業生活を生き抜き、卒業できる資質をそなえていることを自分自身でよく見きわめ、出願書類によってそれをアピールすることが大切です。

学力重視

アメリカのボーディングスクールはそのすべてが大学進学校ですから、そこでの教育は、すぐれた大学での高レベルの授業についていけるだけの学力を養うことに主眼を置いています。ボーディングスクールへの入学をめざす人に求められる資質として最たるものも学力です。

英語力もTOEFL®テストのスコアなどを指標として審査の対象となりますが、それよりも大事なのが学力であることをよく認識しておきましょう。そして日本の中学校での成績を上げる努力を怠らないこと。

といってもアメリカの教育においては、ただ勉強だけができることを理想としません。授業で問われるのは「あなたならどうするか」「それはなぜか」であり、つねに自分で考え、判断する能力を養います。

合否の判定にあたってはスポーツや課外活動も重視しますので、学力を中心として、その人の全人的な可能性が審査されるといってよいでしょう。

自分をアピールするチャンスとしての面接

ほぼすべてのボーディングスクールが個別の面接を課しています。だいたい願書を出したすぐ後(2月~3月くらい)に受けます。面接はそれぞれのボーディングスクールのキャンパスで行われますが、留学生の場合は電話やSkypeでの面接が一般的です。

面接においてよく聞かれるのは、自分の性格や長所・短所、家族について、学校、友達、得意な科目や苦手な科目、課外活動について、留学したいと思うようになったきっかけ、志望動機などです。いずれの回答に対しても「それはなぜか」と問われます。

面接は合格への道を開くことがあっても、それによって不合格が決まるわけではありません。お互いのことをよく知り合いましょうというのがその趣旨ですので、面接は自分をアピールできる絶好のチャンスです。


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